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保険証がなくなる?!マイナ保険証一本化のメリット・デメリット

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「マイナンバーカードはまだ発行していないけどしないとダメなの?」

「保険証と免許証がマイナ保険証に一本化されるとどうなるの?」

デジタル相は10月13日の会見で、現行の保険証を2024年秋に廃止すると発表しました。

日本は諸外国に比べてDX化に遅れをとっていて、ようやく前に進んだ印象がありますが、この発表によって生活にどんな変化があるのかが気になり調べました。

日本は国民皆保険で全ての国民が保険証を持っているので、他人事ではないですよね。

この記事をよむメリット
  • 2024年秋以降、生活に関わるメリット・デメリットがわかる
  • 将来はスマホ1つで行政サービスの利用ができる内容がわかる

マイナンバーカード活用はわかりますが、僕の親も高齢で全ての世代が切り替えができるのかなど不安なこともあります。

また高齢者層ほど個人情報が漏洩する心配もする世代なので、まずは自分が理解して判断をする必要があります。

内容をちゃんと理解して、家族にも説明できればベストですね♪

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健康保険証と運転免許証がマイナンバーカードへ一本化

保険証

マイナンバーカードは皆さん作られましたか?

ショッピングモールや携帯ショップなどマイナンバーカードの申請ができるスポットが多くありますよね。

政府もポイント付きで促進をしていますが、2016年に交付開始して申請は56%(2022年10月時点)と思うように進んでいないようです。

今後、マイナンバーカードは2つの使用用途が増えます。

2024年度秋に健康保険証を廃止する

保険証カード

まず1つ目は、健康保険証をマイナンバーカードと一本化してマイナ保険証に切り替える内容です。

健康保険証が一本化するとこのように変わっていきます。

  • 保険証を持ち歩く必要がなくなる
  • 医療機関同士で患者の情報共有ができる
  • 薬手帳がなくても、過去の履歴が確認できる

また、将来的には電子カルテ、電子処方箋(2023年1月から開始)の共有もDX化でできる構想です。

皆さんもあるあるかもしれませんが、子どもがいると旅行の時に「医療証」と「健康保険証」と「お薬手帳」など手持ちが増えますよね。

また、複数の病院にかかりつけがある場合は薬の飲み合わせなど「お薬手帳」を確認せずに対応いただけるメリットもあります。

カードが1つになると、持っていくものを忘れる機会が減るのでありがたいですね。

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2024年度末の運転免許証との一本化を前倒しする考え

免許証

また運転免許証についても、2024年度末にマイナンバーカードに一本化をする予定です。

ただ、この一本化を前倒しする考えのようなので、保険証の一本化とあわせて開始する可能性もあるでしょう。

免許証が一本化するとこのように変わっていきます。

  • 運転免許証を持ち歩く必要がなくなる
  • 免許更新の手続きが簡素化される
  • 更新時の講習がオンライン化する予定がある

先ほどの健康保険証と合わせると持ち歩くカードが1つになるので、個人的にはかなりありがたい変更です。

今まで平日に有休をとって、混雑する免許センターや警察署にいくこともなくなるのはとても助かりますね!

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マイナ保険証のメリット・デメリット

メリットデメリット

マイナンバーカードに保険証も運転免許証も一本化されることで、全ていいことだけでしょうか。

メリット・デメリットについても確認をしておきましょう。

マイナンバーカード一本化のメリット

メリットについては、今まで説明したことのまとめとなりますが今一度確認しましょう。

マイナ保険証のメリット
  • カードが1枚になる(お薬手帳も不要になる)
  • 病院での保険証の確認、更新が不要になる
  • 診察券の提示が不要になる
  • 専用サイトで診療履歴や薬の使用履歴が確認できる
  • 同意をすれば、医療機関で情報共有され適切な処置・薬の処方を受けることができる

運転免許証が一本化によるメリット
  • カードが1枚になる
  • 免許更新時の講習がオンライン化(まずは優良運転者、その後一般運転者)
  • マイナンバーカード1枚で本人確認ができる

このように、メリットはたくさんあります。

この中でも僕はマイナ保険証の“医療機関で情報共有される“ことがいいなと感じました。

体調や症状によって複数の病院に受診したことが過去ありましたが、処置内容や処方した薬などを病院間で共有してもらえれば、負担がなくなりますね。

お薬手帳を忘れたために、病院に問い合わせたり過去の診察券をとって置いたりと今までが不便すぎたので、早く導入を始めてほしいですね。

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マイナンバーカード一本化のデメリット

一本化のデメリットはどのようなことがあるのでしょうか。

今考えられるのはこちらの通りです。

マイナ保険証のデメリット
  • マイナンバーカードには氏名・住所・生年月日の個人情報が記載されている
  • 無くした場合は24時間対応のコールセンターに連絡が必要
  • 紛失、盗難の場合に再発行が必要(2022年10月時点で1ヶ月待ち)
  • カードを紛失した場合の病院などの対応方法が不明

補足をしておきますが、マイナンバーカードには専用のICチップが埋め込まれています

カードを紛失、盗難した場合に全ての個人情報が盗られるのでは?と考えるかもしれません。

こちらのICチップには重要情報は含まず、不正に読み取ろうとすると自動で壊れる仕様になっています。

僕の親も高齢なので、もし盗難にあって悪用されたら・・と不安でしたが、セキュリティについてはちゃんと作り込まれているようですね!

スマホにマイナンバー機能搭載を予定

スマホを持つ女性

ここまでカードが一本化される内容について説明しました。

さらに使いやすくなるサービスが“スマホにマイナンバー機能をもたせる“内容となります。

行政のサービスと民間のサービスに分けて確認しましょう。

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行政サービスの対応

行政の窓口

紙文化で今まで皆さんも区役所の窓口で待った経験がありますよね。

僕もいつも待たさせるので手続き一つで半日はみていましたが、ここが改善されます!

行政サービスのスマホで実施できるサービスはこちらです。

  • 電子証明書を使って本人確認ができる
  • スマホ1つでオンライン申請ができる(住民票の取得、給付金の申請)
  • スマホにマイナンバーカードをかざす必要がなくなる

僕は今まで10回近く引っ越しをして、毎回手続きに時間を要していました。。

引っ越しによる転入や転出もこのサービスを使えるようになれば、なお便利ですね!

民間サービスの対応

コンビニのレジ

こちらは今後の見通しとなりますが、民間サービスでスマホ1つでできるようになることは以下の内容になります。

  • 銀行口座の開設
  • 住宅ローンの契約
  • 携帯電話の申し込み

いずれも“本人確認書類の代わりになる“ということです。

僕の経験でも、運転免許証を所持していない家族と携帯の契約に来店すると、場合によっては戸籍謄本や住民票が必要なケースもありました。

このサービスが開始されると、国民全員が“マイナンバカード1つ“で本人確認が可能となるのでとても便利ですね!

なお、“本人確認機能“については2023年1月から3年間手数料が無料なので、色々なお店で導入してほしいものです。

なお、スマホの対応の時期は下記予定となります。

スマホにマイナンバー機能搭載の予定時期
  • Android:2023年5月11日〜
  • iPhone:開発中のため未定

またデジタル庁によると、“ロックをかけていなくても電子証明書を使う際は生体認証で対策進める“とのことです。

生体認証であれば、紛失・盗難をしても悪用はできない仕組みなので、セキュリティ面でも安心できそうですね。

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マイナ保険証になるまとめ

家族でマイナンバー

マイナ保険証で僕たちの生活にどういった変化や影響があるかをまとめました。

さいごにもう一度まとめると、

  • 2024年秋に健康保険証が廃止となり、“マイナ保険証“となる
  • マイナンバーカードが保険証、運転免許証の代わりになる
  • 病院では提示、更新が不要で診察履歴や処方された薬が医療機関の間で連携される
  • マイナンバーカード1枚で本人確認書類となり、行政・民間のサービスを受けることができる
  • 2023年5月頃からはスマホにマイナンバー機能(本人確認)が搭載される

まだマイナンバーカードに切り替えが終わっていない方は、駆け込みで混み合う前にぜひ申請することをオススメします。

高齢者

僕もそうですが、家族や親戚に高齢者がいらっしゃる方は、病院などかかりつけもある方も多いと思うので、適切な処置を受けるために早く切り替えをしたほうが良いですね。

一方で高齢者のみの世帯もあるので、政府には病院や区役所でもっと登録を促進して、国民皆さんが平等にサービスを受けるようにしていただきたいです。

@あめこめ侍

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